カリフォルニアに来て約1年が経ちました。
私は現在J1ビザでトレイニー(インターン)として働いていますが、このビザだと今年の7月までしか働けません。(7月末まで労働可、8月末までにアメリカから出国する必要があります。)
幸いにも今働いている会社がH1Bをサポートすると言ってくれているので、今年のH1Bビザロッタリーに申し込むことになりました。
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【ざっくりと:H1Bビザとは?】
・就労ビザ
・3年間有効で、延長申請すると追加で3年間有効(最大6年間有効)
・年間発給数(2017年募集):85,000(65,000(学部卒と大学院卒) + 20,000(大学院卒))
・配偶者は労働不可
・取得するには、4月頭の募集期間中に書類が届くように郵送で申し込む
・結果が分かるのは5月頭
・完全抽選で当選者が決まる
・抽選で当たっても、二次審査がありそこで落とされる場合もある
・二次審査の内容は、主に「給与が十分か、学歴と職歴がH1Bビザで働くジャンルとマッチしているか、その人にしかできない仕事なのか」等
・現在二次審査で落ちる人の割合は30%くらいらしい(弁護士の先生談)
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現在H1Bビザで働いている私の中国人の同僚が言うには、
「おそらく今年(2018年)のH1Bの抽選が彼の大統領期間において、H1Bを取得する最後のチャンスになる。来年以降はビザの発給数自体が減ったり、最低給与額が大幅に上がったりして、普通のスタッフレベルで働こうとしている人がH1Bを取得するチャンスは今後とても下がる。」
らしいです。(本当かどうか知りませんが笑、でもこの予想はあながち外れではないように思います。)
だからこそ、今年は逆にチャンス!とも言っていました。最低条件が引きあがることで、応募者数が減るから、というのが理由です。
実際、2017年の抽選時には応募者が前年比で84%くらいに減っていましたし、当選確率は例年よりも高かったみたいです。
大統領がドナルド・トランプに変わってから、移民法もかなり変更されているみたいなので、彼が大統領であるうちは就労ビザの取得がかなり厳しそうですね。。困る。。
ちなみにこのH1Bビザは、発給数の多くがGoogleなどの大企業で働くインド人で占められています。
弁護士さんによっては、「J1からH1Bへのトランスファーは難しい」というポジションを取っている方もいますが、実際に私の同僚でJ1からH1Bに去年トランスファーして現在H1Bで働いている人もいます。
なぜ難しいとするポジションを取っている人がいるのかと言うと、そもそもJ1とは働くためではなく国際交流のためのビザなので、そこから就労ビザに切り替えると、見る人によっては「やっぱり働くために(アメリカに)来てたんじゃん!嘘つき!」と言えるが理由のようです。^_^;
昨日うちのボスと話しましたが、そのときも「もし私を紹介してくれたビザスポンサー団体(アメリカのNPO団体)が、私がH1Bビザに切り替えたことを知ってしまったら、今後彼らからJ1ビザの人を紹介してもらえなくなる可能性がある」と言っていました。
弁護士さんが「そういうリスクもある」と説明していたとのことです。
とりあえず、先日人事部から言われて必要書類(パスポートのコピーや大学の卒業証明書と成績証明書などなど)を提出しました。
少しずつですが次のビザ取得に向けて着々と進んでいます。
もし今年H1Bがダメだったら、こっちで学生ビザを取得するか日本に戻ることになると思います。どっちにするのが自分にとって良い選択なのか、未だに迷っています、、
ボスはもし今年落ちても、来年もH1Bのスポンサーをしてくれるようなことを言ってくれていますが、迷いますよね。。来年も落ちる可能性あるし。~_~
現在OPTで働いていて、H1Bのスポンサーをしてくれる会社を見つけるために何回か転職した友達もいるので、こう言ってくれる上司がいてくれる環境はとてもありがたいです。しかも、うちはH1Bビザに関する費用は全て会社負担です。
ありがとうございます!!としか言えない。笑
今は抽選に受かることを祈って、頑張って仕事します。そろそろ忙しい時期が始まろうとしているので、試験勉強もしつつ、仕事もしつつ、日々を大切に過ごしていこう^_^